麻たわしを100均の麻紐で編んでみた!傷はつく?使い方や使用感徹底レポ

100均セリアで購入した「園芸用麻紐」を使って麻タワシを編んでみました。

不器用な私でも編めた「麻紐たわし」を食器用たわしとして使ってみたら…案外いいじゃん!

麻紐たわしの編み方や使い方、デメリットまで自分なりにまとめ。

麻たわし

エコたわしの素材で人気なのが「アクリルたわし」。

洗剤を使わないでも水だけで食器が洗えるとか・・・

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でも食器洗剤が使えないだけで素材は本当にエコなのか??

調べてみるとやっぱりアクリルはプラスチックなだけに、使う度に細かい「マイクロプラスチック」を排出していることになるらしい。

そこで、ひっそりと注目を集めているのが「麻」。

「リネン」とか「ジュート」とも呼びます。

麻は天然素材なのでバクテリアが分解してくれるので土に還る!

さらに、育つのに農薬いらずなうえ、光合成の際の二酸化炭素吸収率が他の植物より高いとのこと。

価格も比較的安く、耐久性も高いので食器洗いにはピッタリなのです。

 

麻紐たわしデビュー!作り方

さっそく「麻紐たわし」を始めてみたいと思い、編んでみました。

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  • 100均セリア「園芸・結束用麻ヒモ」
  • 金属かぎ針7/8号(7号の方を使用)

を使って編み物に初挑戦。

作り方はYouTubeを見て見よう見まねで編みました(編み物初心者…汗)。

私がしたのは、かぎ編みの基本になる「鎖編み」と「細編み」を組み合わせた編み方です。

▽鎖編み(くさりあみ)がこちら。

▽細編み(こま編み)はこんなイメージ。

鎖編みで編んだ直線から1本(目)を引っかけて、もう1列鎖編みを編み込みながら繋ぐ感じです。

丸く編む方法もありますが、難しそうだったので1番単純なこちらの方法を選びました。

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20×11列くらいでざっくり編んだら、ティッシュ箱より一回り小さいくらいの大きさになりました!

編み物をしたことある人がみたら、多分、びっくりするくらい下手だと思いますが・・・汗

初心者ということでご勘弁を。

 

麻たわしの使用感まとめ

麻たわしを実際に使ってみて気になる使用感を自分なりにまとめていきます。

 

柔らかさ

使用する前はちょっと固いかなぁという印象。

麻かごやバックなどを想像してもらうとわかるかと思いますが、麻って硬いイメージでは?

心配なのは食器に傷がつかないかでした。

ですが、水に濡らすと柔らかすぎるくらい柔らかくなります。

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多分、固めのスポンジとかより柔らかいと思います。

伸縮性もほどよくあるし(網目ゆるすぎた)、傷は心配しなくてもよさそう。

 

耐久性

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気になる耐久性も◎

園芸用なので耐久性は間違いない。

3ヶ月間使って、4ヶ月目に入ったくらいに編み方が下手で穴が開いていたところの紐がプツン!

そこからするするとほどけてしまい、サヨナラとなりました。

自分で編んだだけに愛着が湧いて、なんだかすごく寂しい気持ちに(笑)

でもかなり長持ちしてくれました、ありがとう!

 

泡立ち

正直一般的なスポンジに比べて泡立ちは悪いです。

ですが、使っていくうちに慣れてきました。

固形石鹸を使っているというのもあるかもしれませんが・・・

 

麻紐たわしの使い方

麻たわし、もしくは麻紐たわしの使い方は普通のスポンジとさほど変わりません。

 

油もの以外は水だけで

飲み物グラスなんかは洗剤なしでOK!

反対に泡立ちがスポンジに比べて悪いので、油がひどいものは予洗いが必要かも。

 

洗剤をしっかり泡立てる

私の麻たわしの使い方は

  1. 油もの以外を洗う
  2. 油がひどいのは先に手で予洗いする
  3. たわしに洗剤をつけしっかり泡立てる
  4. 水で泡を流す

といった流れ。

泡立ちは悪いですが、しっかり泡立てることがポイント。

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洗い終わったあとは適当な穴に引っかけて干しています。

 

煮沸・電子レンジ消毒可能

麻は天然素材で耐久性も強いので煮沸も電子レンジも問題なし。

匂いやベタつきが気になるときは煮沸消毒しています。

ですが、だいたい日々の汚れは水だけでOK。

私は食器洗いが済んだらその流れでシンクも磨いています。

 

麻紐たわしのデメリット4つ

麻紐たわしの使い方はスポンジとさほど変わりませんが、スポンジに慣れている人にとってはデメリットと感じる部分もあるかもしれません。

 

泡立ち

油物を洗うときは泡をしっかり立てないと落ちにくいです。

泡立ちあってなんぼ!という人には正直物足りないかもしれません。

 

使ううちに縮む

麻は水に濡れると縮むという性質があるそうです。

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編んですぐ(左)→1度使用して乾燥させたもの(右)

一度の使用で大きさが3/4くらいに縮んでしまいました。

ですが、繰り返してもこれより大幅に縮むことはありませんでした。

 

色落ち

100均の麻紐というせいもあるかもしれませんが、初めて使う時に泡が茶色い気がしました。

醤油などの色かな?と思っていましたが、洗い物が終わって水に付けてみると…

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お水が茶色に・・・

染色はしていないと思うので麻紐の周りについてる汚れなどのせいかなと思います。

使っているうちに気にならなくなりました。

 

臭い

こちらも初めて使う時だけ感じたことなのですが、泥臭いような臭いがしました。

色落ちや臭いのことを考えると、使う前に一度煮沸をしてから使用するのがいいのかなと思います。

 

麻の他にコットンたわしもOK!持続可能な選択を

麻紐たわしは編むのは大変ですが、しっかり編めばかなり長く使えそうです。

麻紐自体も100均で簡単に手に入れられるし、麻紐1つあれば何個タワシを作れるのだろう?と思うくらい。

その他にも綿100%の糸でつくる「コットンたわし」でもOKです。

小さなことから脱プラスチックな選択を。