お料理に使う塩は以前から「シママース」をスーパーで購入しています。
メディアなどで「ぬちまーす」が紹介されているのを見て、シママースとどう違うのだろう?と疑問を持ちました。
そこで、沖縄に住む父からぬちまーすを送ってもらい、実際に2つのお塩の成分や味・値段などの違いを私なりにまとめました!
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ぬちまーすとシママースの違い¦それぞれの特徴は?
沖縄では塩のことを「まーす」と呼び、ぬちは「命」という意味、シマは「島」 なので、訳すると
- ぬちまーす・・・「命の塩」
- シママース・・・「島の塩」
という意味になります。
では、ぬちまーすとシママース、それぞれ特徴をさらっとまとめ。
ぬちまーす
ぬちまーすは正直、高いです。
それだけこだわりぬいた製法で作られたお塩。
ぬちまーすの大きな特徴は
- ミネラルが21種類入っている
- マグネシウム値が100gあたり3,360mgと高い
- 他の塩に比べて塩分度が約25%低い
- 沖縄宮城島100% の海水を使用
- 世界初「常温瞬間空中結晶製塩法」
特にミネラルの中の「マグネシウム値」が格段に高く、一般的な塩の200倍相当にもなることが大きな特徴です。
シママース
我が家がリピートしているのはこちらの「シママース」のお塩。
シママースの特徴は
- メキシコまたはオーストラリアの天日塩と沖縄産の海水を使用
- 沖縄の伝統的な平釜製法で作り上げたお塩
- 比較的どのスーパーでも手に入る
手軽な値段で購入でき、お漬物・味付け・味噌作りなどと幅広く利用できるのが大きな強み。
我が家の手作り塩こうじはシママース作です。
タンブラー(スープジャー)でも手作り塩麹。ヨーグルトメーカーなくても◎ -
ぬちまーすとシママースの違いを比較
では、ぬちまーすとシママースの原材料や成分、味などの違いを詳しく比較していきます。
原材料・製造方法
輸入した天日塩を沖縄の海水で溶かし、昔ながらの「平釜製法」でじっくり煮詰めて完成したのがシママース 。
これは遠い昔、国内での塩製造の制限が厳しかったという時代、沖縄の人々が塩を安全に人々のために作りたいということで生み出された製法だそうです。
反面ぬちまーすは、沖縄の海水を世界初の「常温瞬間空中結晶製塩法」という製法で結晶化。
そのおかげで成分が抜けてしまうことがなく、ギュッとつまっているよう。
成分
マグネシウム、カリウム、カルシウム全てにおいて遥かにぬちまーすが高いです!
また、ぬちまーすは食塩相当量の割合が低いのも特徴です。
特にマグネシウムは体にとっても大切な栄養素のひとつで現代人に不足しがちな成分だと注目されています。
疲れ、イライラ、頭痛、鬱、などの体の不調はマグネシウム不足…なんてことも多いらしいです。
見た目・味
ぬちまーすは片栗粉のようなサラサラ触感で感動しました。
しょっぱさもシママースに比べて少ないです。
塩味を付けるには、ぬちまーすは量を使う感じがしました。
販売店・値段
シママースはだいたいどこのスーパーでも見かけるような気がします。
反面ぬちまーすの販売店は基本ネットのみ。
「成城石井で購入した」というツイートを発見したので近くにある方はのぞいてみてもいいかも。
もうひとつ、販売店としてカルディという噂がありますが、ネットで取り扱いをみてもありませんでした。
沖縄に住む父いわく、沖縄県うるま市でもぬちまーすは950円だったそう。
ぬちまーすの最安店舗はこちら!
ぬちまーすはそれなりのお値段がしますが、質が良いので仕方ないかな…。
- とにかく質の良いお塩を使いたい
- マグネシウムの大切さを知っている
という人にはおすすめ。
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同じく沖縄の塩「雪塩」も、マグネシウム値はぬちまーすに劣らない100gあたり3,310mg!(ぬちまーすは3,360mgでした)
値段はぬちまーすの約2/3の250g×2袋で2,592円。
後日、ぬちまーすVS雪塩の比較記事お楽しみに・・・(しばしお待ちを)
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